ケトルの湯量で行動量を確認しています

*アイキャッチ画像:Engin AkyurtによるPixabayからの画像

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「なくなったもの」で行動の痕跡を確認する

行動には形がありません。
だから、それが形をもって見えるようになると、達成感が得られます。

ところが、面白いもので努力や行動の痕跡は、「なくなったもの」として確認することもできます。

痕跡・「なくなったもの」・確認する
これらの言葉は一見矛盾するものでもあります。
「なくなったもの」は、痕跡として、確認できないからです。

では、どういうことか。例を挙げましょう。

たとえば、自動車の走行距離とガソリンの残量
スマホの使用頻度とバッテリー残量

ガソリンの残量は自動車が走れば走るほど少なくなり、スマホのバッテリー残量はスマホを使えば使うほど少なくなります。
「なくなったもの」から行動の痕跡を確認できる……とはこういうことです。

ケトルの湯量で活動量を確認する

私のデスクの横には最大容量1リットルの湯沸かしケトルがあります。
毎朝、1リットルの水を足し、お湯を沸かして、温かい飲み物をお供にnoteを書いたり、パソコンで作業したりしています。

頑張れば頑張るほどお湯の量は減っていき、大体1日に1回は水を追加し直す……つまり、1日に2リットルのお湯を消費します。

そして、ケトルが空っぽになるたびに、ケトルに水を足すたびに、これだけデスクで過ごしていたのだと実感します。

何気ないことなのですが、そうした習慣がモチベーションに繋がっているようにも思います。
なぜならば、行動量は必ずしも目視で確認できないからです。

PCやスマホの機能を使えば、使用時間を確認することはできますが、それよりも感覚的にわかりやすくて、この指標を気に入っています。
「〇〇時間頑張った」よりも「〇〇リットル消費した」

現代人は消費する生き物。消費は行動を表す。
行動を振りかえるときには、身近なものがどれだけ「なくなっているか」が一つのヒントになるかもしれません。

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この記事を書いた人

属性にとらわれず、自分らしく生きる道を選びました。

音楽やメイクを嗜みます。

ジェンダーレス志向です。
多様性が認められる世の中になることを願っています。

大学院修士課程修了(社会科学系)

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