外国語学習の目的は、情報源を増やすこと

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外国語学習において、明確な目的意識をもつことは大切です。

目的意識が大切な理由

第一に、明確な目的意識をもつことは、学習のモチベーションに繋がります。

外国語学習それ自体にも楽しみはありますが、言語をツールとして活用し、得られるものがあれば、学習意欲は更に高まり、継続していくことでしょう。

第二に、目的意識をもつことで、メリハリのある学習が可能となります。

達成したい目的がコミュニケーションをとることにあるのか、情報収集にあるのかで重点をおく学び方が変わります。

目的がコミュニケーションならば、スピーキングやライティング、情報収集ならば、リーディングの重要性が高まることでしょう。

目的意識が定まらない場合はどうする?

外国語学習には目的意識が大事、といっても、明確な目的意識をもつことができない場合もあるでしょう。

たとえば、なんとなく興味を持って学び始めた場合には、学んだ先のことをイメージしにくいことがあります。

そんな場合には、仮でも良いので目的意識を設定してみましょう。

おすすめなのが、「情報源を増やすために学ぶ」という目的意識です。

情報源を増やすために学ぶ

理解できる言語が増えると、その分だけ頼りにできる情報源も増えます。

日本語しか理解できないと、情報源は日本語で表現されたものに限られますが、外国語を理解できるようになれば、得られる情報の幅が広がります。

最近では翻訳ツールも発達して便利なものとなっていますが、翻訳という工程が挟まる分、得られる情報量が少なくなります。

例えば、ざっと新聞に目を通して興味のある記事を読んだり、SNSのタイムラインを眺めながら気になる投稿を見つけられるのは、翻訳を介さずとも大体何が書いてあるかがわかるからです。

外国語で書かれた情報は、言語だけでなく、文化的背景も異なります。それを情報源として取り入れることができれば、得られる情報の質・量が変化し、新たなインスピレーションを得ることができるでしょう。

「情報源を増やす」ということは、外国学習の大きな目的の一つとなり得ると思います。

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この記事を書いた人

専門学校講師兼塾講師
大学院修士課程(社会科学系)修了

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