学び直しの楽しさ

最近の趣味は、高校の学習内容を学び直すことです。
英語、古文、日本史、世界史、政治・経済……
苦手だった科目や深く学んでこなかった科目も含めて、幅広く参考書を読み漁っています。

いわゆる「学び直し」
ふと思い立って始めたことなのですが、やってみると面白いものです。
今回は学び直しの楽しさについて語ります。

目次

スムーズに学習が進む心地よさ

現役の高校時代に難しく感じられた参考書の解説も、今になって読み直してみるとスムーズに読み進められることがあります。

人生経験や大学での学びが理解を助けてくれているのでしょう。

本来は、「高校での学習が進学・就職後の営みの土台となる」という関係であると思いますが、学び直しはその逆の方向を進んでいるといえます。
つまり、大学や社会での学びを、高校の学習内容の理解に役立てるということです。

スムーズに学習が進むなかで、うろ覚えだったことや十分に学んでいなかったことを回収できる。
それが心地よくて楽しいのです。

深め、広げる楽しみ

「学び直し」は自由です。
脱線も自由にできます。

教科書的・参考書的な内容を学んでいくと、ふと脱線したくなるタイミングが訪れるものです。

たとえば、古文を学んでいたら、原典や考察を読んでみたくなるものです。たとえば最近では、『徒然草』の全文にチャレンジしています。

高校時代は、その時間もなく、もっと踏み込んでみようという発想に至ることもなかなかありませんでした。
今ならば、時間もお金も比較的自由に使えます。

試験に出るか出ないかで学習内容を選ぶ必要もなく脱線・迂回し放題。これが楽しいのです。

学生時代に勉強に苦手意識があったとしても、改めて挑戦してみるとかつてと違った体験となるかもしれません。
ぜひ試してみてください。

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この記事を書いた人

専門学校講師兼塾講師
大学院修士課程(社会科学系)修了

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