退屈な本が増えたら、それは成長の証

読みたい本がたくさんあるのは幸せなことです。
次はこれを読もう。
これを読むまでは死ねない。
ウィッシュリストが充実していることは、人生を充実なものにしてくれます。

読みたい本が見つからなかったら……
読書の楽しみに気づいてしまった人には、少し退屈に感じられるかもしれません。
書店を探しても、ピンとくるものに出会えない……
好奇心に溢れていた時期からの落差を感じることもあるでしょう。

でも、捉え方を変えてみましょう。

退屈に感じる本が増えたら、それは成長の証です。

本を読むごとに既知が増えていきます。
既知が少ないほど、つまり、未知が多いほど、未知なるものを探究する楽しさは広がります。

退屈に感じる本が増えたとしたら、それは、既知が増えた結果、情報に新鮮さを感じられなくなったのかもしれません。

それって、成長といえませんか?

退屈な本は大きく2種類に分けられると思います。

  1. 既知の情報が多すぎて、内容に新鮮さを感じられない本
  2. 未知の情報が多すぎて、内容を十分に吸収できない本

既知の量は、多すぎても少なすぎても面白さを損ねてしまいます。

1に当てはまる本が増えて退屈を感じるとすれば、未知の領域に踏み入っていく、成長の過程にあるといえます。

退屈は成長の証。

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この記事を書いた人

専門学校講師兼塾講師
大学院修士課程(社会科学系)修了

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