毎日更新から毎週末更新へ — ブログやnoteの更新頻度の再検討

ブログや note の更新頻度に関しては、様々な意見があります。

note では、毎日継続して投稿すると「○○日連続投稿!」と表示されて、これがモチベーション向上に繋がるところもあります。

Word Pressでも同様の通知が届きます。

私も、毎日投稿を意識していた時期があります。

毎日投稿を意識することのメリットとしては、

  1. 「書く習慣」が身につくこと
  2. 記事の投稿を意識して、情報収集をするようになること
  3. 日々、言語化することによって、思考が淀まないこと

などが考えられます。

しかし、最近は更新頻度を再検討しています。

具体的には、毎日更新から毎週末更新に切り替えていこうと考えています。
金・土・日曜日を中心に記事を投稿していくスタイルです。

(余裕があれば、週末以外にも更新するかもしれませんが……)

以下では、毎週末更新を意識するようになった理由を書いていきます。

目次

毎週末更新を意識するようになった理由

時間と体力・気力が足りない

とてもシンプルな理由ですが、時間と体力・気力が足りません。

新年度を迎えてから、仕事が忙しくなり、十分な時間をブログや note に充てることが難しくなってきました。

帰宅すると疲れを実感して、まとまった記事を書く気力が起きません。

「時間は作るものだ。疲れていても記事を書くのだ。」と頭では考えても、身体が追いつかないこともあります。

無理して書こうとしても、なかなか筆が進まないものです。

それならば、いっそ自分に正直に。
疲れているならば、休んでも良いんじゃないかと思うようになりました。

ブログや note が生活の全てではない

ブログや note を始めて以来、記事を書くことは生活の一部になりつつあります。

しかし、あくまで生活の一部。

日常生活には、ブログや note 以外にも、するべきことがたくさんあります。

食事や睡眠も、翌日のコンディションを整えるためには必要。
仕事や家事、勉強、人との関わり……

さらには、趣味だって、自分自身の心を整えるためには必要な時間だと思っています。

このような日常的な行為の一つとして、ブログや note での記事の執筆があります。

シンプルな言葉でまとめるならば、バランスが大事

たとえば、無理をして睡眠時間を削って更新したとして、翌日の仕事のパフォーマンスが低下するような状態は望ましくないと思うのです。

記事を書くのにはそれなりの時間が掛かる

毎日更新をしていた時期には意識していなかったのですが、記事を書くのにはそれなりの時間が掛かります。

この「記事を書く」というのは、キーボードに向かって文章を入力することだけではなく、その前段階の準備を含みます。

記事の素材となる情報を集めたり、思いついたアイデアを育てて言語化していったり。

「アイデアを育てる」というイメージから考えても、アイデアが成熟するまでには時間が掛かります。

また、そもそもアイデアとは出そうと思って出てくるものではありません。
ある瞬間に突然芽を出すものです。

そこで考えました。

  • 毎週末更新」(金・土・日更新)を意識して、月〜木曜日は情報収集をしたり、発芽したアイデアをストックして育てる期間としてみよう。
  • 「書くこと」=「記事を投稿すること」ではない。記事を投稿するための準備期間だと考えれば、平日に WordPress や note の執筆画面を開かなくても「書く習慣」は継続しているともいえる。
  • Twitter や プライベートのメモ帳・メモアプリ等を活用して、記事の素材を集めていって、ある程度揃ったものを記事にしていこう。

このように考えると、かなり気持ちが楽になります。

「毎日更新」のプレッシャーから解放されながらも、更新しない日にも前進することを意識して生活することができます。

記事を書くことは、頭のなかにあることを「まとめる」ことでもあります。

毎週末更新は、その「まとめる」間隔を日単位から週単位に変えるということです。

毎週末更新でも、投稿量は少なくない

当然ですが、毎日更新から毎週末更新に切り替えることで、1ヶ月あたりの更新頻度は減少します。

しかし、そこまで少なくはなりません。

たとえば、2022年 4月の場合で考えてみましょう。

毎日更新の場合は、4月1日〜 4月30日で 30 回/月 の更新です。

一方で、毎週末に更新する場合、金・土・日曜日は 14日あるので、14 回/月の更新です。

毎日更新から毎週末更新に切り替えることで、更新頻度は 約 1/2 になります。

これを「少ない」と捉えるかどうかは人それぞれですが、私は「少なくない」と捉えます。

たとえば、1つの記事につき 2,000文字を書いたとすれば、2,000 文字 × 14 記事で 28,000 文字です。

ブロガー基準で考えると少ないかもしれませんが、一般的には決して少なくない文字数です。

140文字のツイートで 200件。

140文字のツイートを1日あたり6〜7件投稿すると、1ヶ月で 28,000文字になる計算です。

なんだか、十分な気もしてきます。

そして何より……

  • 記事の投稿数や投稿文字数が全てではない
  • ブログや note 以外の場でも文章を書いている(Twitter やプライベートなメモなど)

といった前提に立つと、更新頻度の減少はそれほど恐れるものではないと思えてきます。

リラックスして書ける

週末に記事を書いてみると、リラックスして記事を書けていることに気づきます。

その理由としては、

  • 土・日曜日は、時間・体力・気力の余裕がある
  • 金・土曜日は、翌日の仕事をあまり意識しなくて良いため、書くことに集中できる

といったことが考えられます。

このリラックスして書ける状態というのは心地よいものです。

体力・気力が十分に無い状態で書くことで文章が思いつかない……というストレスに苛まれることがありません。

また、時間に追われて無理に記事を仕上げるということもなくなります。

書きたいことを、書きたいだけ書くことができる感覚があります。

ブログや note はインターネット上に公開されるため、ある程度、気合いを入れて書くことになります。

そのため、投稿にはある程度の「余裕」が必要なのではないかと思います。

個人向けのメモは「余裕」が無くても書けますが、読み手を想定した文章を書くためには「余裕」のあるリラックスした状態が必要です。

毎週末更新を意識することは、そうしたリラックスした状態をつくる上でも意義があると思っています。

まとめ

以上、私が毎日更新から毎週末更新へ意識を切り替えた理由を綴りました。

毎週末更新を意識することには

  • 十分な時間と体力・気力をもって記事執筆に取り組める
  • 平日を記事執筆の準備期間に充てることができる(情報収集とアイデアの育成)

といったメリットがあります。

そして、何より リラックスした状態でブログや note を続けられます

ブログも note も、終わりがない営みです。

ブログがマラソンに喩えられることがありますが、文章を書くことはゴールのないマラソンだと思っています。

だから、無理せずに続けられるスタイルを見つけることが大切です。

毎日更新が途切れても落ち込むことはありません。

日単位でも週単位でも月単位でも、続けることにこそ意義があります。また、更新だけでなく、書く準備をすることにも価値はあります。

無理なく、楽しく、ブログや note を続けていきたいものです。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

属性にとらわれず、自分らしく生きる道を選びました。

音楽やメイクを嗜みます。

ジェンダーレス志向です。
多様性が認められる世の中になることを願っています。

大学院修士課程修了(社会科学系)

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