コンディションには山あり谷ありです。
何事にも調子が出るときと出ないときがあります。
例えば、こうしてブログを書くときにも、文章を書くペースが速い日もあれば、遅い日もあります。
仕事や趣味に関しても同様のことがいえるでしょう。
調子が出ないとき、どのように過ごしていますか?
今回は、コンディションの変化との向きあい方について書いてみたいと思います。
インスピレーションを受けた記事
noteのクリエイターであるアジフライヤーさんがとても有意義な記事を投稿してくださっています。
心に残った一文を抜粋します。
『最小限出せる力=自分の実力』と考える。
https://note.com/ajifryer/n/necfc854c923f
絶好調はラッキー。フィーバータイムを楽しめばいい。
コペルニクス的転回。目から鱗でした。
つまり、今までコンディションの 「谷」だと思っていた状態は、高度 ± 0 の平地だったということになります。
素晴らしい考え方だと思います。
よく考えてみると、この考え方はポジティブでありながら、ストイックでもあるのではないかと感じました。
「最小限出せる力=自分の実力」と考えるポジティブさ
最小限出せる力を基準に考えると、当然にコンディションの谷がなくなります。
このように考えると、自分自身が見込む実力とその時々のコンディションとのギャップで落ち込むことがなくなります。
その心情について、アジフライヤーさんが表現してくださっているので、引用します。
人間なので、絶好調の自分をイメージして気分を盛り上げてると思います。だから、うまく行かない時は『俺はこんなもんじゃないのに。。。』と思うし、それが焦りに繋がると思うんです。
https://note.com/ajifryer/n/necfc854c923f
そこで、「最小限出せる力=自分の実力」と考えると、こうした心理状態に陥ることがなくなります。
アジフライヤーさんは、次のようなメリットを挙げています。
・どんな状況でも焦らなくなった。
https://note.com/ajifryer/n/necfc854c923f
・楽しい時の方が多くなった。
・パフォーマンスが安定した。
「最小限出せる力=自分の実力」と考えると、それよりもプラスの状態を実感しやすくなります。
「いつもよりも上手くいった」と感じることが増えるので、楽しい時が多くなり、モチベーションの維持にも繋がります。
「最小限出せる力=自分の実力」と考えるストイックさ
興味深いことに、この考え方はポジティブでありながら、ストイックな側面も含んでいると感じます。
これは、ダメな自分を受け入れることになるので勇気がいることです。でも自分を見つめ直すことにも繋がるしおすすめです。
https://note.com/ajifryer/n/necfc854c923f
基準となる自分の実力を低く考えることになるので、確かに勇気がいることです。
私には負けず嫌いなところがあるので、勇気がいることだと感じます。
しかし、自分自身の実力を把握することも必要です。
たまたま上手くいったからといって、浮かれていては真の実力は向上しない……
いかなる内的・外的要因にも左右されずに発揮されるものこそが、真の実力といえるのかもしれません。
一度きりの勝負という場面も少なくありません。
アジフライヤーさんが例に挙げているテニスなどのスポーツの試合もそうですし、私の場合は例えば楽器の演奏がそれにあたります。
他にも、入学試験や資格試験だったり、就職・転職活動の面接だったりと、コンディションの変動について配慮されない「勝負の場面」はたくさんあります。
そう考えると、「最小限出せる力=自分の実力」と考えるストイックな姿勢の大切さを感じます。
小さく収まるような消極的な姿勢ではなく、むしろ、その最小限をいかに底上げしていくかという考え方にも繋がってきます。
具体的アイデア — ブログ投稿での応用
最後に「最小限出せる力=自分の実力」の考え方を取り入れた具体的なアイデアを書いてみたいと思います。
ブログの投稿の場面を想定し、冒頭で書いた「書ける/書けない」というコンディションについて考えてみます。
実力は、客観的に計測できる文字数で把握することにします。
ライター専用アプリ「モジログ」の活用アイデア
例えば、私は以下のアプリを愛用しています。
「モジログ」というアプリ。
日々、投稿した文字数を記録していくことができます。
- noteの記事の場合は、URLを貼り付けると自動的に文字数を計算してくれます。
- 記事の本文をコピペすると、文字数がカウントされます。
- 文字数を数字で入力することもできます。
記録をしていくと、月単位での執筆量が計算されます。
また、日付をタップすると、その日の執筆量が表示されます。
このアプリを活用することで、あくまで文字数という指標ではありますが、自分自身のコンディションの変動を振り返ることができます。
* 日単位での推移を一覧化する機能は見つけられていないので、より精密な分析を行いたい場合は ExcelやGoogleスプレッドシート等を活用した方が良いかもしれません。
* 私は、あくまで労力を費やすべきは執筆作業であると考えているため、手軽に記録と振り返りができる「モジログ」は重宝しています。
1週間なり、1ヶ月なり、ある一定期間記録してみて、一番文字数が少なかった日を「最小限出せる力」と捉えられるのではないかと考えています。
(0を最小限にしてしまうと書かなくなってしまうので……)
以上、コンディションの変化との向き合い方に関して、学んだことと新たに考えたことをまとめました。
何か参考になる点がありましたら幸いです。
拝読した記事:
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